内覧会は戦い?

内覧会となると、「既に終わった方の話では、クロスの貼り方が雑だったというものが多く心配だ。」
というお話をよく聞きます。

しかし、気になる方は気になるし、気にならない方は気にならない、つまり主観的な部分が大きいです。
また、同じ物件であっても、部屋ごとの仕上がり具合は違います。
実際に作る職人さんによって、違いが出てきてしまうからです。

「他の方たちが指摘しているし、よぉーしうちも!」というのは、どうなんでしょう。
自身が気に入って購入した物件を指摘することが目的になってしまう会。
内覧会は、勝負ではありません。
寂しすぎますね。。。

では、具体的にクロスの隙間があった場合、どう見ればいいのか。
まず、「クロスは約90cm間隔に、継ぎ目が存在する」という事実(ちょっと大袈裟)があります。
これは、幅90cmのロールとなっているクロスを切断し、貼り合わせていくためです。
そして、貼り合せるときに隣のクロスと多少重なり、それをカッターにより切断し継ぎ目が生じます。
職人さんの技量にもよりますが、カッターの刃の厚さ分の隙間は、作業工程上生じるものなのです。
この隙間については、施工会社により自社基準を設けている場合もあります。
ご確認するのもいいかもしれませんね。

実際に、目立つものとして指摘された場合は、補修と貼り替えの2種類の選択となります。

補修する場合は、ボンドコークと呼ばれる接着剤のようなもので隙間を埋めます。
確かに、隙間はなくなります。
しかし、時間経過とともに変色し、黄ばんできたりします。
この補修を多用したケースは、1年点検の頃には埋めた所が逆に目立ってしまうという状況となります。

貼り替えの場合は、隙間を減らそうと努力し、きれいに仕上がることが多いです。
しかし、同じ品番のクロスとはいえ、生産過程上のロットが違うと、微妙に見え方が違ってきます。
もともと貼ってあったお隣と、新しく貼った部分で違って見えてしまう。
隙間があるより、気になってしまう事もあります。
では、その隣も、その隣も。。。。。どこまでも続きます。

隙間を指摘してはいけないという事ではありません。
こうするとどうなる?というその先の説明もないままに、闇雲に進めば、今以上に悪化してしまいます。
これらを理解したうえで、どこまでの範囲でどの方法で作業を行うかをきっちり決めなくてはいけません。
「言われたところを直したのだから、内覧後はこの件については苦情はうけつけません」なんて
あきれちゃうことを言ってくれる業者さんもいます。

わからないままに指摘をし、面倒だから言われたとおりに直しとけ、と悪循環ですね。

ここでは、指摘として多いクロスについて挙げましたが、他の項目についても同じ事が言えます。

そうなった原因、良くする為の方法、その方法を使うことによる懸念、など確認する必要があります。

指摘を上げる戦いではありません。
気持ちよく生活できる為の重要な通過点ですから。

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