見解いろいろ

落下の危険のある箇所に設置する手摺の床からの高さ「1,100mm」
これは、建築基準法で定められています。
念のために、この寸法は確認してますが、ほぼ守られています。
しかし、床からの高さです。

これは、バルコニーの逆梁を手摺に使用しているものです。
逆梁の高さは、850mm。これにアルミの笠木を設置し、バルコニーの
床面からの高さ 1,100mm を確保しています。
この時の、アルミの笠木の位置に事業主の考えが見えたりします。

2004021101

2004021102

1.部屋側に手摺を設置(写真の状況)
2.外側に設置(写真がなくて、すみません。。。ちなみに、こちらの方が
           外観上の見た目がいいらしいです。あまり変わらない気もしますが)

通常、この2つの位置のどちらかを選びますが、ここで問題が出る可能性が
高いのは、2の方法です。

この問題とは、

A.逆梁の上に植木鉢などの物を置いた場合、落下する可能性がある

  (手前にスペースがあれば、何か物を置きたくなる人もいるでしょうし)
  
どちらの位置に設置しても、法規上の寸法を守っています。
あくまでも、可能性が高くなると言う事ですが、どちらの方がいいのでしょうか?

B.足掛かりとなる物がバルコニーに置いてあると、子供が誤ってそれを
   踏み台にし逆梁の上に乗り、落下する恐れがある。

この写真の物件の事業主さんは、安全性を優先したようです。
そんな物件は、様々な所に「入居者の為に」が見えたりします。
ちょっと自分の事の様にうれしいですね!
同行してても気持ちいいです。
当然ながら、いろいろな独自の「見解」を持っている又は持っていない事業主が
おります。
内覧会の時は、不具合の確認と同様に目で見える物の裏にある見えない意図を
依頼者の方へお伝えし、リスクがあればその回避方法をお話します。

今日みたいな、いい雰囲気ばかりならいいんですがねぇ。。。

コメントを残す

サブコンテンツ

↑ PAGETOP